竹岡 友和 / 店長
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2025.02.15 プロテクションフィルムについて
みなさまこんにちは!XP KYOTO店長の竹岡です。
今回はプロテクションフィルムとカーコーティングの違いについてのお話をさせていただければと思います。
車の塗装を保護し、美観を長期間維持するための手段として、プロテクションフィルムとカーコーティングの2つが広く用いられています。これらはどちらも車の外観を守る役割を果たしますが、技術的な特性や効果には明確な違いがあります。
それぞれの特性を理解することで、どちらを選択すべきかの判断材料が得られます。
プロテクションフィルムについては以前のブログでご確認いただけます。
PPF施工は当たり前!? 施工するメリットとは。|ブログ|プロテクションフィルム施工専門店 | XP KYOTO
プロテクションフィルム
プロテクションフィルム(PPF:Paint Protection Film)は、車の塗装面に貼り付けるフィルムで、物理的な衝撃や傷から車を守ります。特に小石や砂、飛び石などの衝撃を吸収し、塗装に傷がつくのを防ぎます。
また、フィルム自体が自己修復機能を持つので、小さな傷が自然に回復するため、車の外観を長期間美しく保つことができます。
カーコーティング
カーコーティングは車の塗装面に化学的に反応して形成される保護膜です。コーティング剤は車の塗装に密着し、耐久性や撥水性を向上させるため、汚れが付きにくくなり、
水滴が滑り落ちやすくなります。また、UVや酸性雨、軽微な傷に対する耐性を強化します。コーティングでは一般的に液体またはスプレータイプで、塗装面に薄い層を形成します。
2、保護性能
プロテクションフィルム
プロテクションフィルムは、物理的なダメージに対する保護に優れています。
飛び石や擦れ、軽微な衝撃から車の塗装を守るため、特に高速道路走行や砂利道など、外的な衝撃を受けやすい環境において効果を発揮します。厚さがあり、衝撃を吸収するため、塗装に傷がつくリスクを大幅に減少させます。
また、自己修復機能を持つフィルムは、熱を加えることで小さな傷が自然に治癒するため、フィルム表面の傷を最小限に抑えることができます。この機能は、フィルムが貼られた部分の美観を長期間保つ大きなメリットとなります。
カーコーティング
カーコーティングは、主に化学的な保護層を提供します。撥水性が強化され、雨水や汚れが車の表面を滑り落ちるため、洗車が楽になります。また、コーティングされた塗装面は紫外線(UV)や酸性雨などの外的要因に強く、塗装の劣化を防ぐ効果があります。しかし、物理的な衝撃や擦れに対する保護には限界があります。軽微な傷やこすれは防げるものの、飛び石などによる衝撃には対応しきれないことがあります。
3、寿命と耐久性
プロテクションフィルム
プロテクションフィルムは、その効果が非常に高く、長期間にわたり効果を発揮します。
一般的に、フィルムは5年から10年以上の耐久性があり、耐候性や耐紫外線性に優れています。飛び石や擦れから守るための保護膜として、車を長期間保護しますが、経年劣化することもあります。特に、紫外線や高温にされされる場所では、フィルムが黄ばむことがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。
プロテクションフィルムでXPEL社が選ばれるわけは以前のブログでご確認できます。
XPELのフィルムのご説明!!|ブログ|プロテクションフィルム施工専門店 | XP KYOTO
カーコーティング
カーコーティングの耐久性は、使用されるコーティング剤の種類に依存します。最も一般的なシリコン系やセラミック系コーティングは、約1年から3年の持続期間が一般的です。セラミックコーティングなどの高耐久性のものでは、5年近くの保護が可能となりますが、プロテクションフィルムほどの長期間にわたる物理的な保護を提供することはありません。ただし、定期的に再コーティングを行うことで、その効果を維持することができます。
4、外観と美観
プロテクションフィルム
プロテクションフィルムは非常に透明で(なかにはマット色などもあります)、車の塗装色や艶をそのまま保つことができます。また、フィルムの表面は滑らかで、塗装と同じように光沢をもつため、フィルムが貼られていることがほとんど目立ちません。しかし、フィルムが貼られている部分には微細な段差ができることがあります。
カーコーティング
カーコーティングもまた、塗装面の光沢を引き出す効果があります。特にセラミックコーティングなどは、強い撥水性を持つため、雨が水滴となって表面を転がり落ちる際に光の反射が美しく、艶やかな外観を維持します。コーティングは薄い層であるため、塗装の質感を変えることはありませんが、過度に光沢感を増すわけではなく、自然な艶を提供します。
5、施工の難易度とコスト
プロテクションフィルム
プロテクションフィルムの施工には、専門的な技術と道具が必要です。フィルムは車両にぴったりとフィットさせるため、精密なカットと貼り付け作業が求められます。DIYでの施工も可能ですが、仕上がりの美しさや長期的な効果を考えると、専門業者による施工を推奨します。そのため、コストは比較的高めになります。
施工に関してはXP KYOTOにお任せください!
カーコーティング
カーコーティングの施工は、比較的簡単で、専門業者に依頼しなくても、DIYで施工することが可能です。ただし、コーティング剤の種類や施工方法によって仕上がりに差が出るため、初心者には慎重な作業が求められます。専門業者に依頼する場合の費用は、コーティング剤の種類によって異なりますが、プロテクションフィルムよりも低コストで済むことが多いです。
部分で応じて使い分けされることもあるので、悩ましい限りです。
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